冬がやってきた!雪に備えてタイヤを確認しよう!

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今年は秋を感じずに寒い日が続き、気が付いたら冬になっていましたね(笑)

そして冬と言えば雪!そして、雨上がりの路面凍結!

冬は交通事故が多い季節でもありますね。。。

少しでも自分の身を守るために、まずはタイヤから確認していきましょう!

溝、確認していますか?

国土交通省は2021年1月26日に「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」「旅客自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」の一部を改正し、

冬用タイヤの溝の深さを点呼の際に確認するようルール化した。

これは昨年末の大雪により、関越道や北陸道で多くの大型車両が立ち往生したことから改正に至りました。

今年改正されたルールですし、自家用車には適用されていないので、皆さん知らない人も多いかと思います。

というのも、冬用のスタッドレスタイヤなどは、溝が50%以下になると効果を発揮することができないことが分かっています。

そして、タイヤの消耗具合は、スリップサインで確認することができます。

スリップサインの確認の仕方

タイヤの溝の奥に目を凝らしてみてください。所々に盛り上がっている場所が確認できます。

これがスリップサインです。一般的に1周の溝の中に4〜9個のスリップサインが付いています。

といってもこれだけじゃわかりにくいですよね!

新品とスリップサインが出たタイヤを比べてみましょう!

最初はただの溝にしか見えませんが、走行を重ねタイヤがすり減っていくと、このスリップサインが露出していきます。

4~9個ありますが、これは一つでもでたら交換しなければなりません。

スリップサインが出た状態でスリップ事故を起こしてしまった場合、過失割合が上がる可能性が高いです。

また、スリップサインが出た際は、どこに出たのか?他のタイヤはどうなっているか?を確認するようにしてください!

もし、毎回同じカ所だけすり減っている場合は、車の車軸が歪んでいる可能性があります。

この場合は、ひどいときは数か月でタイヤを履きつぶしてしまいかねないので、早急に修理することをおすすめします。

スリップサインが出た状態で乗っていると?

スリップサインが出ているということはスリップしやすいタイヤ、つまり安全に走行できない状況だといえます。

そのため、スリップサインが出ていれば車検を通過できない可能性があります。

車に乗る場合、安全のための整備が義務付けられています。

スリップサインが出ているということはスリップしやすい危険な状態のまま運転しているとみなされるのです。

これは道路運送車両法上の「整備不良」に相当します。

道路運送車両法の一般違反行為、「整備不良 制動装置等」という違反に当たります。

減点は2点、これは信号無視や携帯電話を使用しながらの運転などと同等の減点です。

スリップサインの放置はとても危険だということが分かります。

もちろん罰金も課せられます。普通車の場合は9,000円、大型車になると12,000円と安くありません。

減点や罰金の対象となるぐらいに危険な行為だと認識しておきましょう。

スリップサインが出てからでは遅い!こまめな点検を!

スリップサインが出たら危険なことはわかりましたね?

そうです、もうこれが出た時点では法令違反の可能性のある状態と言えます。

できるなら、スリップサインが出る前に交換して欲しい所です。

ここでは、簡単にタイヤの溝をチェックできる方法をご紹介します。

タイヤの摩耗度合いを知るために、10円玉も役立ちます。

溝の深さを正確に測ることはできませんがタイヤ交換の目安を知る程度でしたら10円玉で十分でしょう。

10円玉を逆さにして「10」側をタイヤの溝に差し込みます。

もし「10」が全て見えていたら、溝の高さは4mm以下ですので、タイヤ交換の検討を始める時期です。

また、10円玉の左右いずれかを差し込んでも測定できます。弧を描いている葉の模様の中央の葉が完全に隠れれば溝の深さは十分です。

葉が半分見えているようであればそろそろタイヤ交換を考えましょう。完全に見えるようであれば早急にタイヤ交換が必要です。

スタッドレスタイヤの溝の深さを測る目安となるのが100円玉です。

100円玉を時計回りに90度回転させて「0」側をタイヤに差し込み、「1」が見えていたら溝の深さは約5mm

スタッドレスタイヤの性能が発揮できないほど摩耗しているサインです。凍結路面を走る場合は早急にタイヤを交換しましょう。

危険はあなたの足元に潜んでいるかもしれません。是非、定期点検をして安全なカーライフを!

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