新型コロナの影響による半導体などの部品不足は現在新車・中古車に関わらず世界各国で自動車不足を招いています。
そんな中で値引き交渉なんてできるの?と思われるかもしれませんが、諦めないでください。
今回は少しでも安く値引きしてもらうコツやアルファードやハリアーがお得に乗れる裏ワザをご紹介いたします。

新型コロナと自動車不足

各自動車メーカーは2021年8月・9月・10月と減産体制に入っているようで、トヨタ自動車も例外ではありません。
トヨタのランクルやレクサスを生産しているトヨタ自動車 吉原工場第1ラインは、9月3日~30日までの停止となりましたし、10月においても11日間の稼働停止が決まっています。
その他にもトヨタ自動車 元町工場のセンチュリーラインでは9月稼働なし、さらに10月1日~30日まで停止となります。
現在のところ、ランドクルーザーは1年以上、ハリアーのハイブリッドは7ヶ月半の納期目安と言われています。アルファードは1~2ヶ月ということですがSNS上ではやっぱり納期遅延が結構つぶやかれてますね。
操業停止による納期影響大【1か月以上遅延】の車種
・MIRAI/3か月
https://bestcarweb.jp/news/317539?prd=2
・センチュリー/10か月
・ランドクルーザー/1年以上(先行き不透明)
・ハリアー/ガソリン車4か月半、ハイブリッド7か月半
・RAV4 PHV/5か月半
・ヤリスクロス/ガソリン車5か月、ハイブリッド5か月半
・ライズ/2か月半(オーダーストップ中)
操業停止による納期影響小【ほぼ遅延無し】の車種(生産影響を反映した後の納期)
・プリウス/1か月半
https://bestcarweb.jp/news/317539?prd=2
・アルファード・ヴェルファイア/ガソリン車1か月、ハイブリッド2か月
・ノア・ヴォクシー・エスクァイア/ガソリン車1か月、ハイブリッド2か月
・カローラフィールダー/ガソリン車1か月半、ハイブリッド車2か月
・ヤリス/ガソリン車3か月、ハイブリッド3か月
・アクア/1か月半
・ルーミー/1か月
・UX/ガソリン車2か月半、ハイブリット2か月半
もしも購入を検討している車種の納期が長い場合は、気長に待つか他の車種も検討してみるのも手ですね。
下取りの車がある場合の注意点
誰もがやりがちの失敗パターンとしては購入と同時に下取りに出すことです。
下取りがあった方が値引きしてくれそう・・・というイメージがあるかもしれませんが、実はこれ得策ではないのです。
まずディーラーの下取査定額は他の買取業者よりも安いということを覚えておいてください。
また、営業マンは値引き額と下取り額を足して新車の購入金額を値引きしてきます。そのためその金額が本当にお得なのかどうか分からなくなってしまい気づいたら言い値で購入してしまった、ということにもなりがちです。
事前にいくつかの買取業者から査定をしてもらい、自分の車がいったいいくらになるのか?ということを把握しておきましょう。
インターネットでも複数の業者から一括査定してもらえるサイトがありますので、買取業者を探すのが面倒くさいなという方はそのようなサイトを利用するのもいいですね。
そして新車の見積もりを取るときは必ず「下取りなし」の状態の見積もりを貰いましょう。
己を知る~行動経済学的考察~
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
新車購入の際、『どうすれば値引きしてもらえるか?』ということばかりに気を取られていてはこの戦い(商談)は負ける可能性があります。
2500年前すでに孫氏が言っていたように敵を知ると同時に己を知らなければなりません。
孫子の兵法に出てくる有名な一節に「敵(彼)を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。「戦いに勝とうと思うなら、まず相手のことを知らなくてはならない。
http://www.chuokai-yamanashi.or.jp/partner-yamanashi.jp/pdf/clm4_2.pdf
相手を研究し、自分の得意・不得意についてよく理解すれば、どんな戦いでも勝つことができる。」というように解されます
己を知るためのよい学問があります。それが行動経済学です。
行動経済学を通して己の弱点を知る!
うわ!難しそう・・・と思わなくて大丈夫です!
行動経済学とは簡単に言うと人間の(時に不合理な)経済活動を研究している学問です。
行動経済学はありとあらゆる場所で活用されていますから実はとても身近な存在なんです。
外出自粛の呼びかけにも行動経済学が活かされていました。
入口に置かれたアルコール消毒液・おしゃべり禁止のポスター・床に貼ってある矢印のマーク・一定間隔に貼られた足跡のマークなど、これらもすべて行動経済学に基づいたナッジです。
※ナッジ(nudge:そっと後押しする)とは、行動科学の知見を活用して、人々が選択し、意思決定する際の環境をデザインし、それにより行動をデザインすること。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/nudge/COVID-19_r.pdf
「人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする政策手法」のこと。既存の施策を補完してその実効性・効率性を高めること等に用いられる。
また、行動経済学について直接聞いたことがなくてもよく行くコンビニ、ファーストフード、スーパー、ショッピングモール・飲食店・もしかしたら昔ながらのラーメン店でさえ、あなたに少しでも多く消費(無駄遣い)してもらうための行動経済学に基づいた施策を実践しているかもしれません。
新車を購入する際もたくさんの誘惑・罠が潜んでいます。
魅力的なグレード、メーカーオプション、メンテナンスパックにガラスコーティング・・・これはたまたまそこにあるわけではありません。
少しでも単価アップ・売り上げアップをするため行動経済学を応用した実践を私たちにしている訳です。
私たちにできることは無駄なお金を払わないための自衛です。
それでは新車購入時に私たちが陥りやすい行動パターンをいくつか紹介します。
おとり効果
例えば鰻屋さんや宴会コースなどで松・竹・梅と3種類の料金が設定されていることがありますが、どれが一番売れると思いますか?
例題1 | 例題2 | 例題3 |
松 8,000円 | 飲み放題付き 6,000円コース | 福袋 5万円 |
竹 5,000円 | 飲み放題 付き 4,000円コース | 福袋 1万円 |
梅 3,000円 | 飲み放題付き 3,000円コース | 福袋 5千円 |
もうご存じの通り、真ん中が一番売れます。これは行動経済学では松竹梅の法則とかおとり効果と呼ばれています。
人は一番高いモノには「贅沢すぎるかな」とか「期待通りでないときに後悔するかもしれない」という不安が働き、一番安いモノには「どうせ大したことないだろう」とか「貧乏に思われたくない」という心理が働き避ける傾向にあります。
そのため真ん中が一番選びやすいんですね。統計的に2:5:3くらいの割合になるそうです。
このことはお店側も熟知していてあえて3種類の料金設定をしています。
もちろん自動車だからといって例外はありません。
アルファードやハリアーなどどの車にも最上級グレード・中級グレード・最低グレードなど各種用意されていますからね。
もちろん売れ筋は中級クラス以上のグレードです。さてあなたはどのグレードを選びますか?
金銭感覚の麻痺 メンタル・アカウンティング
普段スーパーでは「あっちの店の方が10円安かった!」とか「こないだより50円も高い!」と買うのを渋るのに、奮発して出かけた家族旅行では何万円も散財してしまった・・・とか、海外旅行でブランド品を何点も買ってしまった・・・という経験はないでしょうか?
この行動は行動経済学ではメンタル・アカウンティングと呼ばれています。
これは新車を購入する際にも大きく関係してきますので十分にご注意ください。
新車を買う時はこの行動に注意!
日常では8万円の買い物とか(ましてや20万円の買い物なんて)何日も何週間も悩んでからようやく買うか買わないか結論をだすのに、数百万円の車を買おうとしていたら8万円の純正フロアマットなんて8,000円くらいの感覚でポンと付けてしまう。20万円の純正カーナビすら安く感じてしまう・・・。
という経験がある方多いと思います。
高額になればなるほど感覚が麻痺することを行動経済学では感応度逓減性と呼んでいます。
コントラスト効果というのもあります。
30万円の時計を見た後は3万円の時計が安く感じてしまうあの現象です。
実際に人は状況によって金銭感覚に変化が生じますので、営業マンもあの手この手でいろいろなオプションやプランなどを勧めてきます。
新車購入の時は純正オプションは付けない・車検や定期メンテナンスパックの契約は結ばないなど固く心に決めて商談に望みましょう。
それでも気が大きくなっていろいろ付けたくなりますが、ここでグッと我慢することが安く新車を購入するコツとなりますのでがんばってください。
最後まで気を抜くな!テンション・リダクション効果
何かを決断した後は気が緩み心が無防備になります。
これをテンション・リダクション効果といいます。
テンション(緊張)がリダクション(消滅)した状態は注意力が低下したり判断力が鈍ってしまうのです。
お店側としてはこの時こそ『ついで買い』をさせるチャンス到来。
スーパーやコンビニのレジでお会計する前のちょっとしたタイミングでカゴにポンっと(よく考えたら別にそれほど欲しくもないものを)ついで買いしてしまうのも判断力が低下しているからです。
スーツを買ったときにネクタイやシャツ・ベルトをついで買いしてしまうのもこの効果が働いてますね。
新車購入時も要注意です。
車という何百万円もする買い物をするわけですから、ついで買いも大変な金額になってしまいます。
あとでネットで買えば2万円や3万円安く買えるのに・・・
純正ナビじゃなかったら15万円は安く買えるのに・・・
などなど、あとから後悔しても遅いです。
数万円が大したことない金額に感じられるのは先述した金銭感覚の麻痺とコントラスト効果と判断力が低下した状態と3拍子揃った状態だからです。
決してその場の雰囲気でホイールのグレードアップなどしないでくださいね。(あらかじめグレードアップを決めていれば別ですが)
あとからでも全然できますからね!
購入時期のおススメ
値引きがアップする時期というのがあります。それが決算時期です。
だいたいが3月に決算を迎えることが多いので2月~3月あたりを狙うのがおススメだと言われています。
しかし最近は納車遅れなどが目立つため、1月が勝負としている営業マンも多いようです。
1月~2月であっても積極的に値引きしてくれるとの情報もありますので早めに動いて動向を探るのもいいですね。
いざ商談!その前に・・・
あなたの欲しい車が人気車種・人気モデルの車だった場合、タマの奪い合いとなる可能性があります。
特に新型車ともなるとなおさらです。
もちろん納期が数ヶ月~半年先でも気長に待てるよ、というのであれば問題ありませんが、少しでも早く欲しい!という場合はさらに準備が必要となります。
それは商談の前に希望する車(ボデーのカラーやオプション含め)があるかどうかの確認です。
もしあるようならその在庫車を押さえてもらってからの商談となります。
その車が欲しいお客様はあなた一人だけではありませんからグズグズ悩んでいては取られてしまいます。
カタログやサイトなどで予習をしっかり行う、見積もりシミュレーションでいくらになるのかなどある程度把握するなど準備しておくと商談もスムーズに進むでしょう。
営業マンも他のお客さんよりあなたを優先して動いてくれるかもしれません。
アルファードやハリアーをお得に乗る裏ワザ
最後までお読みいただきありがとうございます。
ここまで読んでみて「ちょっと自分には商談難しそう・・・」とか「値引き交渉めんどくさいな・・・」と思うようであればこの裏ワザを使うのもおススメです。
それがカーリースです。
装備も充実している一番人気グレードのアルファードSCパッケージは月々4万円代(税込)で乗れちゃいます。

ハリアーならなんと月々2万円代ですよ!

オプション付属品は他のカーリースよりも圧倒的に充実していますし、フロアマットやドアバイザーまでついてこのお値段というのは本当にお得ですね。
<オプション・付属品>
https://di-lease.com/alphard/
・デジタルインナーミラー ・ツインムーンルーフ・寒冷地仕様
・リアクロストラフィックオートブレーキ・スペアタイア
・オート電動式格納式リモコンカラードドアミラー・ブラインドスポットモニター
・ディスプレイオーディオ車両・リバース連動機能+ヒーター付
・フロアマットマット&ドアバイザー(ご自身でのお取付けとなります)
新車を購入するとローンだけでなくガソリン代や維持費やメンテナンス費、税金などなどが大変ですが、カーリースなら税金等も金額に含まれていますし毎月同じ金額だけ支払えばOKなのが気が楽ですね!
リース満期となったらまた新車に乗れるそうなのでずっと新車に乗れるのも嬉しいです。
試しに仮審査だけでもお申込みしてみてはいかがでしょうか?
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